ある立場(役職など)に就いた時に初めて見えてくる風景がある。


「ある立場(役職など)に就いた時に初めて見えてくる風景がある。機会があるなら、それを見てみたほうがいい」
10年以上前に、尊敬する人生の先輩から、何気ない雑談の中で言われた一言である。
なぜだか、その言葉が鮮烈に記憶に残っている。
そして、日々、仕事の時間も、プライベートの時間も、その言葉の意味を、「なるほど、たしかに、そうだなあ」と実感し、噛みしめながら過ごしている。
 
登山に例えたら、こんな感じかもしれない。
裾野にいるときには見えなかった風景が、中腹まで登ると見える。
さらに、中腹にいるときには見えなかった風景が、頂上まで登ると見える。
 
私たちは、頂上に登るとどんな風景が見えるかについて、頂上に登った人から写真や言葉で教えてもらうことはできる。
けれど、当たり前かもしれないが、頂上から見える風景は、頂上に登った人だけが見ることができる。
 
例えば、仕事の場面で言えば、「経営者になったときに初めて見える風景」というものがきっとあるでしょう。
それは、経営者になったことがない私には見えない。
けれど、経営者になったことがない私にも、どうやら「経営者にならなければ見えない風景がある」ということだけはわかる。
 
もちろん、経営者じゃなくて、監督でも、キャプテンでも、部長でも課長でも、何を代入しても良い。
どんな立場にいても、「◯◯になったときに初めて見える風景」がある、ということだけは忘れずにいたいと思う。
 
こうして文章にすると、あまりにも当たり前のことに聞こえるかもしれないが、私自身も含めて、仕事をしているとき、非常に多くの人が、このことを忘れているか、あるいは、このことに気づいていないのではないか。
つまり、いま自分の目の前に見えている風景が絶対的なものだと思い過ぎてはいないか。
そう感じたので、備忘録として書き残してみた。

 

【動画公開! Maristo ✕ 松浦竜太郎 ✕ 商店建築】

 

 


【動画公開! Maristo ✕ 松浦竜太郎 ✕ 商店建築】
  https://youtu.be/H76FXV-KWhM

2025年4月16日、タイルを中心としたマテリアルブランド「Maristo(マリスト)」の東京ショールームが港区麻布台に移転オープンしました。
同社が扱う多様なマテリアルに出会い、体感できる場所です。
 
このショールームの空間デザインを手掛けた松浦竜太郎氏(乃村工藝社 RENS)が4月18日、ショールーム内でトークイベントに登壇しました。
ファシリテーターは、「商店建築」編集長の塩田健一。
ショールームは、満員となり、盛況となったイベント会場で、松浦氏の話からは、「タイルを選んだり使ったりすることの楽しさと考え方」が伝わってきました。

 https://youtu.be/H76FXV-KWhM
 
トークイベントの全容を動画で公開します。
会場の熱気を味わいながら、ぜひご覧ください。
 
トークでは、下記のような内容が飛び出しました。
 
●松浦氏は、これまで、どのようなことを考えながら、各プロジェクトでタイルを使ってきたのか。
●マリスト東京ショールームの空間デザインについて。
●イタリア・ボローニャで催されたタイル見本市「チェルサイエ」訪問について。
●松浦氏ががセレクトし、マリストから発売された、二つの新しいタイル製品について。
 

ちなみに、最終盤のクイズ、皆さんは、答えられますか?

 

 

「2024年9月11日(水)16:00/会場レイアウトを工夫し、若干の増席が可能になりました


さて、今週、「2024年9月11日(水)16:00~20:00」、オフィス関連のトークセッションを開催します。

イベント前半のトークセッションでは、コクヨの青木耕治さんとイトーキの岡純平さんをゲストに迎え、お二人に「『投資リターン』と『人的資本経営』を後押しするオフィスデザイン戦略」をテーマに話をうかがいます。
トークセッションの後は、恒例の「商店建築サロン」として、参加者同士がつながる懇親会もあります。
 
おかげさまで、告知後にすぐ満席となってしまったこのイベントですが、若干のキャンセルが発生したことと、大変好評をいただいておりますため、さらに、会場レイアウトを工夫し、若干の増席が可能になりました。
 
申し込みそびれていた方も、気軽にご参加ください。
お申し込みは、下記のフォームからご応募いただけます。

 
 Googleフォーム(forms.gle/eK5yyUnwMGPjxWtt9)
 

業界の大手メーカーに属するトップデザイナー二人が対談するという、滅多にない機会です。
お見逃しなく。
会場で、お会いできるのを楽しみにしております。

 

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https://shotenkenchiku.com/mailm/?id=00523
  

イベント前半のトークセッションでは、コクヨの青木耕治さんとイトーキの岡純平さんをゲストに迎え、お二人に「『投資リターン』と『人的資本経営』を後押しするオフィスデザイン戦略」をテーマに話をうかがいます。互いにライバルでもある業界大手2社からトップデザイナーが登壇するという、非常に貴重な対談が実現します。 
 
 
今回のイベントは、以下のような方にオススメです。ぜひお気軽にお越しください。
・「他の設計事務所の社員は、どんなオフィスで仕事しているの?」と興味のある方々。
・「業界をリードするコクヨやイトーキがどういった空間・プロダクトを手掛けているか、興味がある」という方々。
・「ワークプレイスにまつわるデザインについてヒントを得たい」と考えている設計者の方々。
・「オフィス空間に投資することで、経営や人材確保に良い効果を生み出せないか」と悩んでいる企業の経営者や総務部の方々。
 
 


【開催概要】
日時:2024年9月11日(水)16:00~20:00
場所:THE CAMPUS 〒108-8710 東京都港区港南1丁目8-35
アクセス:the-campus.net/access/
JR品川駅港南口より徒歩3分
定員:先着90名 ご好評につき、増席しました!!
お問い合わせ/y-murakami@shotenkenchiku.com(担当:村上)
参加費:4000円(税込み) ※フード、ドリンク代を含む
現金のご用意をお願いします。 ※クレジットカード、電子マネー決済など不可

 

 

 

 

 

 

いま問題になっている「大学ファンド」

 

いま問題になっている「大学ファンド」
10兆円の原資が元本割れしないかとか、長期的に運用益を得られるのかといったお金の話が語られがちなように見えるが(実際、昨年の運用で既に667億円の損失を出しているそうだから、投資としての実現性も重要だけれど)、もっと重要なのは、大学ファンドから資金提供を受ける「卓越大学(これもイヤな名称だが)」に、「合議体」を設置しなくてはならないという点ではないだろうか。
合議体のメンバーを決定するにあたっては、文科相の承認が必要になる。
とすると、政府に都合の悪い人物がメンバーに選任されなくなるだろう。
まさに、日本学術会議の任命拒否問題と同じことが起きる。結局、当時首相だった菅義偉氏は、逃げてごまかして、任命拒否の理由を説明せずに、うやむやにしている。
 
更に、卓越大学に課された「年3%の事業成長」という目標にも、非常に違和感を覚える。
なぜ、最近、政治や教育や学問の分野を語る際に、安っぽいビジネスマンが使うような用語が飛び交うのか。
政治家が、金儲けにしか興味を持たなくなったということか。その成れの果てが、パー券で堂々と裏金を作りまくった安倍派の議員たちであり、自分とお友達の懐を肥やすことに邁進し続けた安倍晋三その人だということだろうか。
 

このまま大学から自由や自律性が奪われたら、大学は、たんなる政府や企業の出先機関に成り下がり、社会的な存在価値を失う。
そうしたら、いよいよ、優秀な研究者や教育者や学生は、日本の大学で研究をしようとは思わないだろう。
 
そもそも、この大学ファンドなどという制度を推進している政治家は、学生時代に学問や研究にまともに取り組んだ経験や、卓越した学問の成果に触れて知的衝撃を受けたという経験をまったく持っていないのではないか。
日本の政府は、いったいどこまで日本を壊すのか。

「設計者が取り組む3つのテーマ、9つの領域」

今度、「設計者が取り組む3つのテーマ、9つの領域」というテーマでレクチャーをさせていただきます。

 
「居場所」「緩くつながる場所」「直感的な快楽に包まれる空間」などを、どうデザインしていくか、という話が軸になります。

 
商業空間デザインにおける今の動向を概観してお伝えしながら、一方的なレクチャーではなく、オーディエンスの皆さんにも意見をいただいて、こうしたテーマについて一緒に考えを深められたらと思っています。(^^)

 

リラックス感と緊張感が最適にミックスされた空間なので、脳のクリエイティブな部分が刺激されます

昨日は、打ち合わせで、「TSUTAYA BOOKSTORE 渋谷スクランブルスクエア」に併設されたシェアラウンジを使いました。
ここは、ビジネスの打ち合わせも、一人で集中したいソロワークも、非常に捗る空間です。
1時間の予定だった打ち合わせが、盛り上がり過ぎて、なんと2時間に。
リラックス感と緊張感が最適にミックスされた空間なので、脳のクリエイティブな部分が刺激されます。
その後は、頭をクールダウンさせるために、カウンター席に移動して、夜景を見下ろしながら、メールの返信などソロワークに集中。
 
なぜ、「シェアラウンジ」では、こんなに集中できるのか。
その秘密を、シェアラウンジの設計戦略という観点から、「商店建築 2022年5月号」に大きく掲載しました。
ポイントは、音環境や、「何が視界に見えてくるか」という風景の設定の仕方です。

 https://shotenkenchiku.com/products/detail.php?product_id=409
 https://shotenkenchiku.com/upload/save_image/2205_mokuji.pdf
 
これから、ラウンジと呼ばれる自由な空間は、インテリアデザインの重要な設計対象になってきます。
 

#シェアラウンジ
#sharelounge
#渋谷スクランブルスクエア
#集中できる空間
#商店建築
#shotenkenchiku
#ラウンジの設計手法

 

 

 


 

これから求められるのは、「オープンエアな空間デザイン」です

最近、以前より、テラス席や屋外で食事する機会が増えていませんか?
https://note.com/shotenkenchiku/n/n2a43ec95744a
 
これからのウィズコロナ時代、店舗オーナーさんは設計者の方々に「開放的で、外気がたくさん入るオープンエアな店を設計してほしい」という設計依頼をするのではないか。
 
というわけで、最新号9月号では、「オープンエアな空間デザイン」を特集しました。
 
編集部のメンバーが、9月号の見どころを解説しています。
note記事をご覧いただけたらと思います。
5分くらいで、擬似的に立ち読みできる。
そんなお得な投稿です。(^^)
書店に行く時間も無いくらい忙しい方に向けて書いています。